2017/03/29

Raspberry Pi 2 Model BにHiFiBerry Digi+ Standardを導入してYoutube再生機にしたときのメモ

再セットアップするときには忘れていそうなのでメモ。
やりたいことは次の通り。
  • Raspberry Pi 2のHDMI端子で映像を出力する
  • HiFiBerry Digi+ Standardで音声を出力する
  • VNCでHDMIでの映像出力上で操作する
Raspberry PiにインストールしたブラウザをRDPから操作する - ももいろテクノロジーを参考にしてx11vncをインストール。
LAN内からしかアクセスできないようにするのでVNC接続のパスワードは設定しない。
x11vncのインストール。
$ sudo apt-get install x11vnc
/lib/systemd/system/x11vnc.service の作成。
[Unit]
Description=Start x11vnc at startup.
After=multi-user.target

[Service]
Type=simple
ExecStart=/usr/bin/x11vnc -auth guess -forever -loop -noxdamage -repeat -rfbport 5900 -shared

[Install]
WantedBy=multi-user.target
サービスの有効化。
$ sudo systemctl daemon-reload
$ sudo systemctl enable x11vnc.service
Configuring Linux 4.x or higher – HiFiBerryを参考にして/boot/config.txtを編集してHiFiBerry Digi+を有効にする。
$ sudo diff -u /boot/config.txt.orig /boot/config.txt
--- /boot/config.txt.orig       2017-03-29 15:49:10.000000000 +0900
+++ /boot/config.txt    2017-03-29 18:11:32.000000000 +0900
@@ -53,7 +53,9 @@
 # Additional overlays and parameters are documented /boot/overlays/README

 # Enable audio (loads snd_bcm2835)
-dtparam=audio=on
+#dtparam=audio=on
+dtoverlay=hifiberry-digi
+

 # NOOBS Auto-generated Settings:
 hdmi_force_hotplug=1
あとALSAのために/etc/asound.confを作成する。
pcm.!default  {
 type hw card 0
}
ctl.!default {
 type hw card 0
}
"$ aplay -l"でデバイスが有効になっているのか確認する。

2017/02/21

Chocolateyでローカルにインストール済みのパッケージのPackage.configを作成するWSH JScriptスクリプト

Chocolateyを使ってみようと思っていろいろ見ていたらローカルにインストール済みのPackages.configを作成するためにChocolateyGUIのインストールを紹介する記事が目に付いてなんだかなーと思ったので書いてみた。
自分で使ってないからオプションには対応していない。

2017/02/18

e-Tax平成28年分(2016年分)確定申告の「先物取引に係る雑所得等」のWSH JScriptによる自動入力

e-Taxの平成28年分(2016年分)確定申告書等作成コーナーの「先物取引に係る雑所得等」の入力を支援するWSH(JScript)スクリプトを書いた。
いままでAutoItスクリプトでやっていた(2010年, 2011年など)けどWSHでInternet Explorerを比較的容易に制御できることを去年いまさら知ったのでWSHでやってみた。

動作を確認した環境は次の通り。
  • Windows 10 Pro. x64
  • InternetExplorer 11
  • 2017/02/18時点のe-Tax平成28年分確定申告書作成コーナー
ただし「先物取引に係る雑所得等」などの入力を上記の環境で実行してデータをつくり、e-Taxでの確定申告自体はVirtualBox上のWindows 7で実行した。

入力スクリプトの作成

まずはじめにetax-futures-2016.jsをダウンロードする。
その次にダウンロードしたetax-futures-2016.jsの"/* futures"以下を申告する内容に書き換える。
// 種類 決済月 決済日 数量 決済の方法 差金等決済に係る利益又は損失の額 譲渡による収入金額 その他の収入 委託手数料 譲渡による収入金額に係る取得費 必要経費3項目名 必要経費3 必要経費4項目名 必要経費4 必要経費5項目 必要経費5
/* futures
日経平均先物ミニ 2 4 1 先物返済 10500   74  消費税 4    
日経平均先物ミニ 4 15 1 先物返済 -1000   74  消費税 4    
日経平均先物ミニ 6 10 1 先物最終決済 65911   74  消費税 4    
日経平均先物ミニ 6 10 1 先物最終決済 -66911   74  消費税 4    
日経平均先物ミニ 11 9 1 先物返済 4000   74  消費税 4    
*/

入力スクリプトの実行

Internet Explorerを操作して(保存しておいた確定申告書データから作成を再開するなどして)「【確定申告書作成コーナー】-先物取引に係る雑所得等」ページを開いておく。
所得区分を「雑所得用」などに選択する。
コマンドプロンプトから入力スクリプトを実行する。
>cscript.exe etax-futures-2016.js
エラー処理やログ出力などは実装していないので結果の確認は各自でどうぞ。

特に参考にしたページ